はらはら闘病日記

夫が糖尿病と診断されて2年半。食事制限など日々の努力を記録していきます。

野菜嫌いにお薦め中華丼

世の中には野菜があまり好きではない男性も多いんではないだろうか。うちの夫もその一人。

特に生野菜などは出すといつも嫌々食べている。そんな夫が唯一喜んで食べる野菜料理が中華丼。

中華丼という名前でありながら実は発祥は日本だが、豚肉といろんな野菜を一緒に炒めて片栗粉でとろみをつけるので見た目満足感もあり、野菜嫌いでも美味しく野菜を摂れるというありがたい料理だ。これ一品で何種類かの野菜を摂れるので、これを作ったら副菜はほとんど作らない。

今晩のメニューもこれと汁物のみ。栄養バランスさえ取れていれば一汁三菜にはこだわらない。夫が食事の体裁にこだわりがないのが救い。

でも今日は中華丼ではなく、どうしても麺が食べたいという夫のために急遽餡掛け焼きそばにした。そのためにわざわざ麺だけスーパーに買いに走っていた。変なところでこだわるので時々困る。しかも麺、、明日の血糖値が思いやられる。

夕食は少なめに

今日やっと夫の早朝血糖値が110台にまで下がった。夕飯を軽めにしたのがよかったのか。

軽めといってもベーコンピザトーストにレンコンとブロッコリーの炒め物とカロリーはそこそこ高め。

以前中国の友人からよく聞いたのは、昼間沢山食べて夜は軽めに食べるのが体にはいいのだとか。

確かに夜は食べた後寝るだけでほとんど活動しないのでカロリーを消費しないまま蓄えられてしまう。でも、長年の習慣でつい夜はガッツリ食べたくなってしまう。

それで、昼ごはんをやや遅めに多めに食べて、夜そこまでお腹が空かないようにしてみた。これならなんとか食べたい衝動を抑えられるかも。夫は血糖値対策、わたしはダイエットのため。

血糖値対策にいいことは結局のところダイエットにも効果的だということが最近分かった。

このまま夕飯少なめ作戦が一石二鳥になるといいのだけど。。

血糖値対策に有効 ウォーキングのすすめ

どうしよう、最近夫の早朝血糖値が高い。今朝は140だった。決して夕飯に糖質高めのものを食べているわけではない。

思い当たるのは、夜遅くに夕飯を食べていることと、ここ数日ウォーキングをさぼっていること。

天候が急に寒くなり外に出たくない。いくら食事制限をしても摂ったカロリーや糖質を代謝しなければ血中に溜まりやすくなるので、糖尿病の人にとって日頃からの運動は必須。踏み台昇降、スクワット、かかと落としなどあらゆる家で出来るエクササイズを試したけど、どれも続かなかった。唯一続いているのがウォーキング。ウォーキングをした次の日の早朝血糖値は大抵低くなる。食後が特に効果的。景色が変わるから気分転換にもなるし家でエクササイズするよりも時間が経つのが早く感じる。ただ、ウォーキングの途中コンビニに寄りたくなる誘惑に抵抗する必要はあるが。

早く暖かくならないかな。

糖質制限とお煎餅

友人たちからお土産や贈り物でお茶菓子などをもらうことがあるが、夫が糖尿病とわかってからは周りの人も気を使ってか、甘い物をくれることが少なくなった。知らないで贈ってくれる場合もあるが、その場合はありがたくわたしがいただく。夫にもあげるが、少なめに食べている。

ところが1年ほど前からちょっと困ったことに。それは煎餅をくれる人が増えたこと。おそらく甘いものはダメだけど煎餅なら大丈夫だろうという心遣いからと思われる。もちろん感謝して受け取っているが、実は煎餅の糖質も低くはない。

煎餅の原料は基本お米なので、当然炭水化物になる。砂糖はさほど使われていないものの炭水化物なのでご飯を食べているのと同じになる。

しかも煎餅は一袋に何枚も入っているので全部食べると相当な糖質になる。

それで大変申し訳ないのだが、わたし一人では食べ切れないこともありほとんど食べないで他の人にあげるか実家に持っていっている。

いつか糖質オフの煎餅が開発されればまだいいけど、その前に糖尿病の人にとっては煎餅もあまりオススメ出来ないことが周知されてほしい。

糖尿病という病名について

今日は、糖尿病という病名について思うことを書こうと思う。

夫から指摘されるまで気が付かなかったが、この名前の響きがどうもあまり気に入らないらしい。

糖尿て。

確かに尿に糖分が検出されるのかもしれないけど、実際の病気の症状というのはインスリンの作用が不足して血中のブドウ糖が増えてしまういわゆる高血糖の状態になることだ。この状態が長く続くと神経障害などの合併症を引き起こすことになる。

というわけで、実は尿に関連する症状ではない。

病名で症状を表すのであれば「高血糖症候群」とか「高血糖症」でいいのではないか。

わたしも夫が病気になるまでは、病名など気にしたことがなかった。でも病気になった本人としては自分の病名を言う時に名前が持つ響きが気になるのも理解できる。

こう感じている人は日本でも他にいるのではないか。病名を変えてほしいという意見が多くあれば変わることもあるのではないかと期待しているのだが、病名など気にしないという患者さんの方が多いのだろうか。

ちなみに誰かに夫の病気を言うときは直接糖尿病と言わずに、血糖値が高めと言っている(嘘ではない)

もし病名が公募されることがあれば迷わず応募するのに。

夜中の低糖質プリン

昨晩10時過ぎに花粉症のせいか目が痒くてたまらなくなり、0時まで開いている薬局に行った。

目薬を買うついでにスイーツの棚も物色。そこで見つけてしまった低糖質プリン。スーパーで買うと一個百円以上するものが95円で売られていた。最近は手軽に低糖質のスイーツが買えるようになり、世の中の糖質オフ傾向をひそかに喜んでいる。

もちろん低糖質だからといって油断して沢山食べては本末転倒ではあるが。

買って帰ったら案の定、夫は即プリンを食べていた。翌日の早朝血糖値は120を越えていた。

低糖質であっても夜寝る前にスイーツを食べるのは危険であることが改めて分かった。

スイーツは買ったらすぐに隠すのがやはり安全かも。

ラーメンの誘惑

ああ、またしてもやってしまった。炭水化物の誘惑、特にラーメンの誘惑に夫は弱い。

夫は横浜家系ラーメンが大好き。しかも毎月ポイント3倍デーなるものがあり、今日はその日だった。

ラーメンは月に一回までと決めているものの、ポイント3倍の日や忙しくてストレスが溜まった時など無性に行きたくなるらしい。

そして夫の誘惑にわたしも負け、結局行ってしまった。先週行ったばかりだというのに。

恐るべしラーメン、そして炭水化物(決して炭水化物が悪いという意味ではない)マイルドコカインという異名を持つだけある。

このように誘惑に負けた日は、普段よりきつめのウォーキングをして糖質を代謝するしかない。

目標達成がまた遠のいた気がする。